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【Arch/Manjaro Linux】 vivladi-codecs-ffmpeg-extra-bin のゆくえ

Live With Linux::manjaro

先に結論

vivaldi-codecs-ffmpeg-extra-bin (もしく同種のパッケージ) は削除して良し。

説明

Vivladi上でffmpegライブラリを使いメディアファイルを扱うためのvivladi-codecs-ffmpeg-extra-binをインストールしようとすると、アップストリームソースの不在によりエラーになるようになった。

Vivaldiにはupdate-ffmpegというプログラムが同梱されており(/opt/vivaldi/update-ffmpeg)、これを実行することによりコーデックを導入することができる。 また、update-ffmpeg --userとするとホームディレクトリ下にインストールされる。

Vivladiは3.0から、適切なコーデックがないとき、自動的にupdate-ffmpeg --userを実行するようになった。 そのため、特にコーデックパッケージをインストールしなくても、ちょっと待ってVivaldiを再起動すれば良いようになった。 また、rootとしてupdate-ffmpegを実行することでシステムグローバルにインストールすることもできる。

I’m proposing deprecating and/or removing this package as obsolete.

PS. There was a out-of-date flag, and I double-checked the repositories and it was a false alarm. Plus, current Vivaldi 3.0.1874.32 installs the same version of the plugin. However, Vivaldi does try to load /opt/vivaldi/libffmpeg.so.N.N using Vivaldi version number before the home dir provided file, so there may be some rare corner case where this mechanism could still provide useful.

ということで同パッケージは廃止予定である (OUT-OF-DATEフラグは前述の理由によりまだ立てられていない)。

おまけ。DRMコンテンツ

Amazonビデオ(プライムビデオ)などを視聴するために必要となるDRMコントロール。

DRMコンテンツの話はしょっちゅうしているのだけど、知識としてまとまってないようなので、ついでなのでここで述べておく。

  • Chromium系のDRMコントロールはWidevine DRM Controlという名前 (名前は出てこないけど、Firefoxもそうのはず)
  • Widevine DRMはGoogle Chromeに含まれており、Chromiumには含まれていない
  • Vivaldiの場合はプラグインの検索パスにGoogle Chromeのディレクトリが含まれている
  • そのため、Google ChromeをインストールすればOK
  • Chromiumも最近はGoogle Chromeのパスを検索するようになり、Google Chromeをインストールすれば良い
  • chromuim-widevinevivaldi-widevineは、Google Chromeをダウンロードして展開、Widevine DRMだけをコピーする仕組み
  • FirefoxはLinux版でも設定から有効にできる